近所からたくさんのおすそわけ(あるわけないでしょう)

近所からたくさんのおすそわけ(あるわけないでしょう)

 テレビで時々田舎へ移住した人たちを取り上げた特集番組を放送しています。


 みていると、近所の農家からは野菜が毎日のように届けられ、漁師さんからはとれたての魚(それも高級魚が)が差し入れられる。だから食費は月3万円ですみますという内容で「田舎は人情があっていいなあ」と思ってしまいます。

 しかし、はっきりいってそんなことはありえません。

 たまたま、テレビの取材が入ったと聞けば、そりゃ近所からたくさんの野菜や魚が届けられるということはあるでしょう。でも、それっきりです。


 時々野菜が届くとしたら、それと同じくらい、あるいはそれ以上にこちらから何かを届けているはずです。



「畑にはたくさんの野菜があるのだから、一個や二個届けてくれたってどうということはないじゃないか」「魚が大きなトラック何台も獲れたのだから、2〜3匹ぐらい」と思いがちです。

 でも、それを作っている人や獲ってくる人は命をつなぐ生活の糧なわけです。「少しくらいいいじゃないか」と思うならば、自分に置き換えてみて下さい。自分や会社が生産販売しているものを、「少しだから無料であげてもいいや」とは思わないでしょう。


 近所のつきあいを円滑におこなうためにも、珍しいものが手に入ったら、おすそわけをする。そうすることで相手からも返ってくる。そういった生活のうるおいはほしいですけれどね。
posted by 芝山遼太郎 at 21:20 | 田舎生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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