自治消防団への参加と消防費

自治消防団への参加と消防費

 江戸火消しのようなはっぴを着た自治消防団をご存知でしょうか。市町村の総務部(課)の管轄下で、消防自動車や防火水槽等が市町村の負担で設置されています。
 
 各地区毎にそれらの施設設備が配置されており、防火活動や初期消火の任にあたります。団員は地域の人たちがで構成され、訓練や火災時には出動します。
 消防署とは別の組織で地域住民だけで組織されています。田舎では20代から30歳くらいまでの青年が参加することが半ば義務になっています。

 農業や自営業の人たちが中心になって編成されますが、地域によっては会社員や公務員も参加する場合があります。

 消防団に参加して、はじめて一人前の男と見る向きもあり、入団を拒否したり参加を渋ると「消防もできないのか」といわれ、肩身の狭い思いをすることになります。これくらいしないと、消防団という組織を維持できないからなのでしょう。

 はじめて、田舎暮らしを経験した人は「消防署があるのになぜそんな組織が別にあるのか」と不満も出るわけですが、ここで、社会の常識や地域の団結力、協力性等が養われることも無視出来ません。

 また、万が一火災が発生した場合でも、地域の水まわりやそれぞれの家を良く知っている人たちがいち早く駆けつけますので、初期段階で消火が可能なのです。

 市町村からの補助と、地域からの消防費の集金で運営されており、各戸から年額5000円程度集めます。それらはほとんど団員の飲食費にあてられます。

 冬の夜など、毎日夜警をしたり巡回をしてくれますので、それぐらいの負担は仕方のないところです。

 都会から来た人は、その趣旨が理解できず、たまにトラブルになることがあります。
posted by 芝山遼太郎 at 21:42 | 田舎生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。